28日は、久しぶりのライブ。
京都VOXhallでした。
渋滞を恐れて少し早めに名古屋を出たものの、渋滞無し。
幸先の良いスタート。
ちょうど良い時間に会場に着き、
荷物を降ろしてリハーサルの準備。
困ったことといえば、駐車場を探すのに手間取ったことくらい。
日曜の京都はとにかく混んでいて、NHKの「龍馬伝」の効果か
VOXhall横の、坂本龍馬ゆかりの建物付近には
観光客の列と、それを先導する龍馬風(コスプレしてる)のガイド。
今年7回目、今年最後の京都での一日が幕を開けた。
VOXhallに入ると、いつものメンバーがお出迎え。
空中ループ・かおりさんに、ステレオタイプ・たくちゃん。
この日は井上ヤスオバーガーさんも居た。
PAさんもステージさんも、いつもの人。
見慣れた楽屋に、見慣れたステージ。
最高だ。
この日は、京都で写真を撮っているハブくんに
色々写真を撮ってもらう約束をしていた。
予定時刻にハブくん到着。
京都の街を歩きながら、少しずつ写真を撮っていく。
打ち合わせ含め1時間ほどの散策と撮影をしながら
段々空が暗くなる京都の街と
クリスマスチックなイルミネーションに一喜一憂しつつ
鴨川を渡り、VOXhallへ戻った。
秋なのか冬なのか、
ともかく、夕暮れ時の京都は
ものすごく情緒溢れる佇まいで
じんわりとこみ上げて来るものがあった。
オープン前の出演者顔合わせ。
この日は「VOX FESTA」という、
VOXhallが、年に一度2週間ほどの期間で行う
ライブフェスのようなイベントで、
この日がちょうど折り返し地点だった。
会場の細々とした説明を、店長の有堀さんが行う。
いよいよ、会場がオープンする。
定刻どおり、会場オープン。
1バンド目は、予定より5分ほど遅れてスタートとなった。
「飴色」という京都のバンドだった。
じっと見ながら、この状況が現実のような現実じゃ無いような気がしていた。
県外にライブしに来たのが約2ヶ月ぶりと
大分時間が空いていたからかな、とか
久しぶりのライブに少し緊張しているのかも、とか
考えながらも、
まあ考えてもしょうがないし、と思いながら。
「飴色」、いいライブしてた。
そうだよ、俺もこの後ライブするんだよな。
各バンドさんを見ながら、本番前の準備にとりかかる。
会場に、知ってる人がちらほら来ていた。
京都や大阪、名古屋の人も。
choriやMILKBAR、VESPERSのdinoもいた。
ライブがはじまる。
その時はもう、すぐそこまで来ていた。
本番。
夢中だった。
端から見て、どうだったかとかは知らないけど
終わったあと、3人が3人とも充実してた。
ステージから離れていた分、
ここ最近なにかこう、霧のようなものがずっと目の前にあったような気分だったんだけど
それが一気に消し飛んだような、そんな気分だった。
楽しかったなぁ。
今年最後の京都のライブ、
今やれることを全部やった。
ライブが終わって帰り際、店長に挨拶。
何気なく口から出た
「今年も一年ありがとうございました」に、
「そんなん言うなよ!」といった店長の顔を見て
ああ、本当に今年最後の京都だったんだ、と
やっと実感がわいた。
年末のVOXhall年越しライブには出れませんでしたけど、
また必ず京都に来ます。
ちょうど隣りにnanoの店長・モグラさんが
バーカウンターに遊びに来てて少し挨拶することが出来た。
以前choriくんが、
「モグラさんは気に入ったバンドしか呼ばない」的なことを言っていた(気がした)から
てっきり気に入られなかったのかと思ってたけど
僕らのことを、覚えてはいてくれてたみたいでほっとした笑
G戦場ヘヴンズドア、読んでおきます。
今年は本当に京都にお世話になりました。
出会ってくれた皆さん、本当にありがとう。
また来年、必ず行きます。
大きな目標と、新しい音源を持って。
それまでどうか、お元気で。